うほぅ

糞日記

KR16 オランダ 2-1 メヒコ

Group B でスペインを破壊してトップ通過したオランダと、Group A でブラジウと同じ勝ち点をあげるも得失点差で2位となったメヒコのビッグマッチ。
オランダは右SBにヤンマートではなくフェルハーフが入る。アクシデントでデヨングが10分持たずマルティンス・インディと交代。5バックの左CBに入り、ブリントがデヨングの位置に。
拮抗したゲームで、お互い5バックでディフェンスを固め、ボールをもたされてもつなげない訳ではない。決定的なシーンがお互いにないまま時間が進んでいく。どちらかというとシュートに行けているのはメヒコ。オランダはファンペルシロッベンが厳しくマークされている。
30分過ぎに給水タイムが取られた。ぬれタオルで首から肩にかけて冷やすオランダ人。暑そう。
お互いにロッベンにスピードに乗らせないメヒコだが、やはりスピードに乗ってしまうロッベンはファウルすれすれで止められる。笛は吹かれないことが多い。メヒコ最終ラインにミスが出てあわやというシーンがあったがロッベンはシュートできず。ただしスライディングで防ぎにいったモレノが負傷し、後半からレイエスがIn。前半はシュートまでいっているメヒコが若干優勢で折り返した。
前半早々、突如ドス・サントスミドルシュートを叩き込んであっさりと先制。オランダベンチも動かざるを得なくなり、フェルハーフOut、デパイInでオランダは4-3-3と攻撃の枚数を増やす。4バックは右からカイト、フラールデフライ、インディ。
2トップ時より開いた位置で受けるロッベンにボールが入りやすくなり、ゴール前までドリブルされることが多くなる。この人がドリブルを始めると簡単にシュートやクロスに持ち込めるのでオランダがメヒコを完全に押し込むようになる。
気がつけば後半30分で給水タイム。メヒコはチチャリートがIn。オランダはファンペルシOut。ラスト15分はフンテラールに賭ける。
オランダはカイトを前線に上げ、ロングボールを入れるパワープレーに出た。すると10本目のコーナーキックフンテラールがファーで競ってペナルティアーク方向に落とす。これを後方から走り込んだスナイデルが豪快に叩き込んで同点。土壇場で試合を振り出しに戻した。
寝れねーのか…。と思った瞬間の後半アディショナルタイム。右サイドをえぐりきったロッベンの切り返しにマルケスが足をかけてしまいペナルティ。これをフンテラールが決めてオランダ逆転。
メヒコはベスト16で敗退する運命なのかと感じさせる逆転劇だった。3トップにされてからメヒコが防戦一方になり、反撃の形がなくなっていたのが悔やまれる敗戦になった。
オランダはフンさんが15分強で1アシスト1ゴールの活躍、ファンハールの采配が見事的中。5バックと4-3-3両方の戦いができて面白いチーム。次のコスタ・リカorギリシャを乗り越えれば優勝も見えてくる。