うほぅ

糞日記

QFinal オランダ 0-0 コスタ・リカ (p4-3)

オランダはカイト デフライ フラール インディ ブリント、ワイナルドゥム スナイデルロッベン ファン・ペルシ デパイ。5-2-3、攻撃時は4がフラットの3-4-3のような形。
コスタリカはベストメンバー。出場停止のドゥアルテにかわり右CBアコスタが初スタメン。守備時は5-4-1でブロックを作っているがラインは低くない。
最序盤は守備時に中盤にスナイデルとワイナルドゥムしかおらず、コスタリカがそこを使ってボールをまわすこともできたが、そこより前のゾーンではオランダの5枚にボールを絡めとられていいシーンを作れない。オランダも3-4と前3枚の距離があると、ボールを入れてもコスタリカの5枚にすぐ潰されるかオフサイドになってしまう。誰かがおりてこないと形にならず、結局コスタリカに持たせてカウンターが一番手堅い戦法になっていた。
前半20分頃オランダにビッグチャンス。ロングカウンターから右サイドのカイトがマイナスのいいクロスを入れ、ペナルティアークでデパイがフリー。左にいたファンペルシに送るがマンチェスターからのシュートはナバスがセーブ。そのあとにも高い位置でボールを奪った際のカウンターから4対4になるが、デパイのシュートはやはりナバスが右足一本でセーブ。
コスタリカスローインすらうまく入れられず、前半30分間はシュート0。しかし右寄りのいい位置でFKを得ると、逆サイドのボルヘスへ。ボルヘスがヘッドで折り返すとコスタリカ人の誰かがオーバーヘッドを敢行するがオランダ人がクリア。
35分すぎにはロッベンを倒したディアスにイエローカード。ゴール左より正面25mぐらいでFKを得る。スナイデルのキックはゴール左上を狙った美しい軌道だったがナバスがファインセーブ。
スコアレスで折り返す。前半終了時はかなりオランダがコスタリカを押し込むようになってきており、コスタリカのスタミナが持つのかという試合になりそう。
後半早々右サイド深めでロッベンが派手にぶっ飛んでウマニャにイエロー。低いボールをペナルティアークに送るトリックプレーを試行するがスナイデルにはルイスがついていた。
20分ボールに関係のないところでルイスを捕まえたマルティンス・インディイエローカード。このフリーキックにCBジャンカルロ・ゴンザレスが飛び込むも左に外れる。直後になんとキャンベルOut ウレーニャIn。
ロッベンが長い距離をドリブルし、ファンペルシに一回あてて戻りのボールをシュートといこうとするが戻ったコスタリカ人がクリア。
右サイドのガンボアがヘディングの着地の際に右ひざを痛める。着地した瞬間から地面をバンバン叩いて痛がっていたが試合に戻る。
30分、デパイOut レンス In。
33分、ガンボアがやはり無理のようで、マイリーが In。大会開始直前でけが人がでたので23人に滑り込んだ選手。
左サイドに来ていたロッベンゴンサレスが倒し、ボックスの角でフリーキックを得る。スナイデルはシュートを選択したがポスト直撃。
ディフェンスラインからのロングボールを裏に抜けたファン・ペルシがスーパートラップするも、ボールを置いた位置が近すぎてシュートする前にディフェンスに寄せられる。40分過ぎにもポゼッションからロッベンスナイデルと左サイドを破り、スナイデルのクロスにファーでファンペルシ。決定的かと思われたがファンペルシの右足はコスタリカ人にヒットしシュートできず。
アディショナルタイムには右サイドのボックス角でロッベンがぶっ倒れてフリーキックファン・ペルシが蹴るもナバス正面だが、こぼれ球が左サイド手前で拾ったスナイデルから左サイド奥のブリントへ。ブリントがキーパーとディフェンスラインの間にグラウンダーの速いボールを入れるとファーで合わせたのはファン・ペルシ。しかしライン上のテヘダが体でブロック。後半が終了した。
ファン・ハールとしては、動かざるを得なくなったメヒコ戦とは違い、形を変えなくてもゴールには迫れていたので時間の問題だと思っているのだろう。コスタ・リカとしてはアクシデントで枚数を使ってしまい、ロッベンの対応で3枚ぐらいイエローをもらっているので苦しい。引き分けに持ち込むしか手がないように見える。
延長前半早々にロッベンのコーナーをフラールが頭でヒットするがナバスがセーブ。次のコーナーキックでナバスが前に出たときにカイトに接触。ナバスが足を痛めるが、プレーは継続できるようだ。これを見てコスタリカベンチは最後のカードとして、テヘダをクベロに交代という決断をする。ボランチ同士の交代で、テヘダは全後半で12km走ってたらしい。
ロッベンミドルシュートをブロックしたディアスがハンドを取られるが脇閉めて衝撃に備えてただけなのにどこがハンドなの?なかなかボールが入らずロッベンがイライラしてキレてるうちに延長前半終了。インディを下げてフンテラールを投入し4-2-4。押しているオランダとしては、引き分けは考えられない。
延長後半早々にロッベンを2人で止めにいき、アコスタがオランダ人とクラッシュしてイエローカード。そしてカイトのクロスをキャッチしようとしたナバスと競り合うときに、ナバスの顔面に手を当てたフンさんにもイエローカード
コスタリカも右サイドから崩しながらビルドしていく体力があることを見せたし、ボラーニョスがボックス内で2人抜きと、見せ場を作った。ウレーニャも触られたら倒れるぞという凄みでボックス内をドリブルし、シュートがシレッセンを慌てさせる。ロッベンは強引に試合を決めるため持ち技ロッベンを出そうとするが、それは読まれている。スナイデルミドルシュートクロスバー
オランダは30分で点が取れなかったので儀式用キーパーとしてクルルを投入。コスタ・リカが120分を耐えきった。
ボルヘスが右に決める。クルルも右には飛んでいたがギリシャ戦で蹴った真ん中を意識していたのかすこし遅れた。クルルはコスタリカのペナルティの傾向を事前にインプットする係だったのか。ファン・ペルシも同様に右下に決める。
ブライアン・ルイスも右下にけり、これをクルルがセーブ。ロッベンは左上に強いボールを蹴り込む。ナバスは逆。
ゴンサレスが右ちょっと上に強いシュートを決める。クルルも右には行っていた。スナイデルは左に強いシュートを決める。ナバスは右。
ボラーニョスは左上に蹴り込む。クルルも左だった。カイトは左下に強いシュートを蹴り込む。ナバスも左。
ウマニャが右に浮かせたボールを蹴るが、クルルがセーブ。コスタ・リカ敗退。
最後のハイライトを見ると、スナイデルスナイデルスナイデル。ナバス、ポスト、クロスバー!って感じで、オランダはスナイデルの活躍がみれてよかった。そして敗退となったコスタリカの5バックは本当にベスト8の価値がある。そのスナイデルからのこれはというパスも14オフサイドに計上されていった。
ワールドカップもあと4試合。ブラジウ×ドイツ、オランダ×アルヘンティーナという伝統と国民全員がサカオタ感のあるベスト4が残った。一日2試合ある日程が今日で終わりなのは睡眠時間的に助かるな。