グループリーグ敗退チーム ベストイレブン
結局ワールドカップは全64試合中37試合見た。結構頑張って毎日早起きしていたわりにそんなもんかと思う。やっぱグループリーグの3周目が、1日一気に4試合ある日程なのに平日だから1試合しか見れないので、それで12試合も見れなくなるのが痛いな。せっかくいっぱいサッカーをみたので思い出を書き残しておくため、とりあえず俺選定のベストイレブンをグループリーグ敗退チームでやってみた。
1 ジャンルイジ・ブッフォン(イタリア)
正直グループリーグ敗退したチームのゴールキーパーで印象に残った選手がいなかった。36歳でワールドカップ 5回目とか本当にすげーと思うので。5回出たのはメヒコのアントニオ・カルバハルとドイツのマテウスとブッフォンだけらしい。怪我がちになってきたが4年後も目指して史上初の6回出場を達成してほしい。モンドラゴンさんみたいな流れできっと出場できるよ。
17 セルジュ・オーリエ(コートジボワール)
ジェルビーニョとともに日本の右サイドを執拗に攻め立てて日本人を失意のずんどこに落としたサイドアタッカー。平均年齢が高いチームの中でこの選手のみが21歳と、将来性がある。コートジボワールはドログバ36歳を筆頭に、4年後ほとんどの選手が30歳を超えてしまい今の編成では厳しそうだがどうなるのかね。ザンビアとか他のチームの台頭を許すんだろうか。
3 ケープレル・ラヴェラン・リマ・フェレイラ "ペペ"(ポルトガル)
こんなに大勢のブラジウ人の前で、人生かけて、まさかの頭突きで退場。この行為により10人の仲間たちはドイツ人に蹂躙され4-0で敗北。ポルトガル敗退の原動力となってしまった。しかし、3戦目のアメリカ戦の前には、「ドイツ戦は軽くペペしただけだ。だから1試合ですんだだろ。いつものアレなら2〜3試合いってたはずさ」と悪びれない。そんな素敵なペペさんのことをいつまでも記憶しておきたいわ。
7 ムハメド・ベシッチ (ボスニア・ヘルツェゴビナ)
俺以外に誰がメッシを止められるんだと豪語していたらしいが、結局メッシにやられてしまった。その試合ではメッシに張り付いていたので気がつかなかったが、非常に広範囲をカバーできる機動力でどこへでも顔をだし、最悪でもファウルでゲームを止めるハード・タックルを連発してボールを刈り取る、ボスニア・ヘルツェゴビナのキープレイヤーだった。しかも荒いだけではなく、ミドルパスもけっこう蹴れるんじゃないかっていう。メッシにやられたシーンは味方と激突していてメッシを離してしまったらしく、逆に言うと激突しなければメッシOKなんじゃねーのか。素行がヤバい悪童のようだが、どっかビッグクラブが取らねえかなぁ。
3 ジョルジョ・キエッリーニ(イタリア)
噛みの子に噛まれた人3号として永遠に記憶されることとなった。噛まれなければイタリアの守備陣は特に問題なかったのでOKだったと思われるが、噛まれた直後のコーナーキックでゴディンにやられて終戦してしまった。スアレス様は本当にすごい。
11 サリー・アリ・ムンタリ(ガーナ)
ドイツに一発入れた(ドローだけど)唯一のチームとなったガーナ、そのドイツ戦の逆転ゴールはこの人のインターセプトとアシストから生み出された。奪ってからギャンへのスルーパスまでが速く、これぞショートカウンターって感じの気持ちいいゴールで強く印象に残っている。そしてピッチ外ではシーシャ(水タバコ)を吸ってラリったあげくスタッフを叩いてチームを追放されるなどと話題にも事欠かない。その場では「シーシャマン」「ガンジャ(大麻)農家」とチームメイトに揶揄されていたらしい。面白すぎるだろ。シーシャ吸ってるからシーシャマンはそのままとして、ガンジャ農家ってなんやねん。そんなからかい言葉あんのか。
10 ルカ・モドリッチ (クロアチア)
日本の試合を見ているとボランチの位置にあと2枚はいないと到底守りきれないように思えるが、モドリッチのレベルで守備・ショートパス・ミドルパスが出せたら本当にボランチって2人でいいんだなと感心する。次のユーロで30歳だからそろそろこの選手も見れなくなるときが近づいているのが本当に惜しい。メヒコには勝てなかったけどユーロでは強い方に入ると思うので、トップ下と左サイドとCBにいい選手が台頭してきてほしい。コバチッチ頑張れよ!クロアチアが次のユーロで輝くのを見たいなぁ。
4 イヴァン・ペリシッチ (クロアチア)
クロアチアの得点に結構絡んだ走力のあるサイドアタッカー。クロアチアからもう一人よかった選手を選ぶならこの人かなと。まだ25と若いので、次のユーロやワールドカップでも見られるかもしれない。まずは予選を勝ち抜くことだな。
7 クリスティアーノ・ロナウド・ドス・サントス・アヴェイロ(ポルトガル)
このワールドカップで思わず大きな声が出てしまったゴールが4つだけあって、それは本田、岡崎、決勝のゲッツェ、そしてポルトガル 2-2 USA のアディショナルタイムの同点ゴールだった。後半終盤に一気の逆転でUSA大勝利かと思いきや、ラストワンプレーで未だにリプレー見なくても思い浮かぶ切り裂くようなクロスの軌跡。怪我して全体的なパフォーマンスとしては低調だったが、やっぱこの人すげーわ。
11 エディン・ジェコ (ボスニア・ヘルツェゴビナ)
ガーナのギャンと迷ったが、やっぱ BiH に期待していたのでジェコにした。ナイジェリア戦はゴールがオフサイドの判定で幻と消えたことに泣き、アレが認められていれば、ノックアウトラウンドに進出していたのは BiH かもしれなかった。他にも最後のパワープレーで追いつけるチャンスがあり、もう少し運を引き寄せることができたらと、思い出すと悔しい気持ちが湧いてきます。でもイラン戦では正真正銘のゴールをミドルレンジから決めて初めてのワールドカップで1勝したし、なんか、よかったなと思う。日本の試合を思い出すと、箸にも棒にもかかりませんなって感じがするし。
4 ティム・ケーヒル (オーストラリア)
2006年からずっと日本の障壁として立ちはだかり続けてきたオーストラリアのレジェンドはワールドカップの大舞台でも平常運転で空中戦の強さを発揮し、オランダ戦ではビューティフルボレーも決めた。34歳となった今も衰えていないことを証明したし、ことあるごとにファウルをアピールする姿も相変わらず俺をイライラさせるので、若返りに成功しつつあるチームと相まって、アジアカップでオーストラリアとあたるのはマジでヤバそうな気がします。
GK: ブッフォン
DF: オーリエ ペペ ベシッチ キエッリーニ
MF: CR7 ムンタリ モドリッチ ペリシッチ
FW: ジェコ ケーヒル
番外