うほぅ

糞日記

アラーラの再誕(1) 続唱についておさらい

新しいキーワード能力、続唱

《献身的な嘆願/Ardent Plea》
エンチャント
賛美(あなたがコントロールするいずれかのクリーチャーが単独で攻撃するたび、そのクリーチャーはターン終了時まで+1/+1の修整を受ける。)
続唱(あなたがこの呪文をプレイしたとき、あなたのライブラリーの一番上のカードを、コストがより低い土地でないカードが取り除かれるまでゲームから取り除く。あなたはそれをそのマナ・コストを支払うことなくプレイしてもよい。取り除かれたカードを一番下に無作為の順番で置く。)

続唱は第一感かなり強烈な能力なのでしっかり押さえておくことが必要ですね。引用は MTG Wiki から。

続唱を解決するタイミング

続唱能力は続唱を持つ呪文をプレイしたときに誘発し、その呪文が解決される前に解決される。続唱能力によってプレイされたカードも同様である。続唱を持つ呪文を打ち消しても、続唱能力は打ち消されない。

めくれたカードが生やソーサリーであっても、誘発元の続唱付き呪文よりも先に解決される。スタックに「誘発元」→「続唱」と乗り*1、続唱を解決――ライブラリーのカードを上から順に公開していき、続唱元の呪文より少ない「点数で見たマナ・コスト」を持つカードが出たらそれをマナ・コストを支払うことなくプレイする*2――という動きになる。
また、続唱付き呪文の解決時ではなくプレイしたときに誘発するので、対象を取る続唱付きインスタントまたはソーサリーが立ち消えるような行動は、当然だが、続唱を防ぐ手段にはならない*3

X呪文をめくってしまったら0 & 追加コストは払う

続唱能力によってプレイされるカードのXは0である。また、そのカードの任意の追加コストを支払ってもよく、強制の追加コストは支払わなければいけない。

続唱を解決中に《ワーム呼び/Wurmcalling》*4 がめくれた場合、続唱元呪文の「点数で見たマナ・コスト」が2以上ならこれをプレイするかしないか選ぶ。プレイすると、X=0なので0/0トークンが場に出てタフネス0により即墓地に落ちて消えるだけだが、追加コストは払うことができるので、プレイ時にバイバックのために(2)(緑)を払って《ワーム呼び》自体は手札に残せることになる。また、強制的にプレイ時に生け贄を求めるような追加コストは、普通にそれを払う。

ゲーム外から撃っている

続唱能力によってプレイされるカードは、ライブラリーではなく、ゲーム外領域からプレイされる。

これはそのままそう。

めくったカードだけシャッフル

これによりゲームから取り除かれたすべてのカードを、あなたのライブラリーの一番下に無作為の順番で置く

めくったカードだけをシャッフルしてライブラリーの一番下に置く。勢いあまってライブラリーすべてをシャッフルしてしまわないように注意。

続唱TUEEEEEEEE

ざっと見た印象としては、確実なアドバンテージカードなので*5使わない手は無い。続唱能力によってプレイされたカードの続唱能力も誘発するのでうまく組めば5マナ程度の呪文が連鎖連鎖で15マナ払ったかのような仕事をしてくれる・・・かもしれない。とにかくリミテッドでは勝ちにつながる大きな一手だし、続唱付きクリーチャーのいくつかは必ず構築でも見かけることになると思う。

*1:つまり続唱は《もみ消し/Stifle》できる。

*2:もしくはプレイしない。プレイしない場合はめくったほかのカードと一緒にシャッフルしてライブラリーの一番下に置く。

*3:ストームに似てるなぁ。

*4: (X)(緑) ソーサリー バイバック:(2)(緑) X/Xのワームトークンを出す。

*5:自分の生しかいない場で除去をめくってしまうケースも無いことは無いが。めくったカードはプレイしないこともできるので少なくとも失ってはいない。