うほぅ

糞日記

ハンバーグの刑

17日の晩飯。

ひき肉を1キロも買ってしまったのでハンバーグを作ることにした。以下の材料をボウルで粘りがでるまでこねて、適当に小判型に整えて、にんにく片と一緒にフライパンで両面焼いた。残りは冷凍。
・ひき肉600gぐらい
・たまねぎみじん切り1/2個
・牛乳1カップ
・たまご2個
ナツメグ結構入れた
・黒胡椒味つかない程度
・塩少々
実際にボウルにあけてコネコネしていたが、つらい。つらすぎる。ハンバーグがこれほどまで過酷だとはまったく知らなかった。調べたらひき肉は傷みやすいので冷たいうちに手の熱が移らないようにすばやくこねないといけないらしい。冷蔵庫に入っていたひき肉と牛乳、たまごは約5度に冷やされていてさわっていられないぐらい手が痛い。粘りがでてくると手にまとわりつくから逃れられないし、逆にこの冷たさがなくなるって事は温まって傷んでくるかもしれないってことで、一度肉にふれてしまうと退路は無い。そして手が肉の脂でべとべとになり、入れ忘れた調味料があったり、ほかの料理でなべが噴いたりした時にその手でさわることができないので対応が困難になる。作った後シンクや冷蔵庫のドア、フライパンの取っ手からなにから消毒して回りたいような気分にさせられる。二度とやるかと思った。
が、逆に、こんな大変な料理なのに子供のころはひき肉から手でこねたハンバーグを1〜2ヶ月に一回は食べることができた。自分でやってみて正直誰かに手伝ってほしかったが、手伝ったことは1度ぐらいしか覚えがないし、生肉をこねるのが好きだという奇特な趣味でもない限り作ろうとすることはありえないので、やはり子供が食べたいからという理由で作ってもらえたのだろう。これは非常にハッピーなことで、地球上でも恵まれたことで、親孝行の必要性を認めないわけにはいかない。とか思った。これが作ってみて良かったこと。
俺はもっといろいろ手の込んだ料理をやってみるべきだ。