うほぅ

糞日記

turbolanding stax(2)

turbolanding stax(1) - うほぅの続きだったりします。

ともあれ構造的な問題点として、《踏査》から2ターン目に4枚土地並べて《煙突》とか言ってるんで、2ターン目までの8〜9枚の手札のうち4枚は土地です。ってことはデッキの中身は半分近く土地でなければならないってことになります。しかも、うまくいっても手札が瞬間でなくなるので、補充のために角笛以外のドローエンジンを入れなければなりません。すると相手のクリーチャーに対処するためのスロットがなくなってしまうのですね。相手のパーマネントを壊せる実効的なカードが《煙突》《火薬樽》《トリスケリオン》の8枚しかないし。他はほぼドローエンジンなので引いてばっかりでなにもできずに終わってしまいます。
また、ライフの問題があります。《踏査》《世界のるつぼ》《どん欲の角笛》がそろったら手札に土地がなくても墓地にいるフェッチランドからもりもり土地が沸いてきて楽しすぎるんですが、ライフももりもり減ってしまうのが問題です*1。主に赤単*2とテストプレイしているのですが、煙突が回り出して相手のパーマネントがなくなってもこっちのライフが5以上残っていることなんてないので、そんな状態からでも《山》プレイからの《稲妻》でやられたりしてしまいます。
そこで、付け焼刃ながら《原野の脈動》を入れてみました。色高速がきついですがフェッチランドが6枚も入っているので確実に2枚そろいます。
フェッチランドと言えば《直観》と合わせてライブラリーを切れるカードが10枚も入ってるのにこれを入れない話は無いだろうってことで《師範の占い独楽》を入れてみました。結局《どん欲の角笛》がネックになってしまっていて、殴ってくるデッキに限らずどんなデッキを相手にしても怖くて置けなくなってます。従来のターボランドと違ってカウンターを握るタイプではなく、置くべきものが置ければそれ以上の手札は不要なデッキってことですよね。というわけで独楽と総入れ替えです。
かわりと言ってはなんですが《未来予知》を一枚採用してます。独楽と相性抜群で、土地を見ても《踏査》から処分しやすく、そして相手に使われないという点で大きく優れております。角笛よりはるかに重いですが、一枚刺すだけなら引くタイミング次第でやってくれそうな感じです。

< 7 Creatures>
3 Triskelion / トリスケリオン
4 Eternal Witness / 永遠の証人

< 4 Stax
4 Smokestack / 煙突

<19 Engines>
4 Exploration / 踏査
3 Crucible of Worlds / 世界のるつぼ
3 Sensei's Divining Top / 師範の占い独楽
4 Intuition / 直観
4 Accumulated Knowledge / 蓄積した知識
1 Future Sight / 未来予知

< 5 Others>
1 Pulse of the Fields / 原野の脈動
4 Powder Keg / 火薬樽

<25 Lands>
1 Wasteland / 不毛の大地
2 Treetop Village / 樹上の村
3 Flooded Strand / 溢れかえる岸辺
3 Windswept Heath / 吹きさらしの荒野
6 Island / 島
8 Forest / 森
2 Plains / 平地

このような感じに。《トリスケリオン》《煙突》《火薬樽》の11枚が相手のパーマネントに触れるようになりました。ケリオン使うぐらいならまだしも《マスティコア》を入れるべきでしょうか*3
勝ちパターンは依然《踏査》からの《煙突》、るつぼ。そのへんが無くても4枚になった《直観》からいろいろもって来れる寸法です。希望というか夢は3ターンですべてそろえ直観から《樹上の村》×2+《不毛の大地》ぐらいで楽に勝つこと。前より独楽を入れ、《直観》の枚数が増えエンジン部がさらに膨らんでしまってますが、マナカーブがなだらかになったし、角笛が腐ることも無いので毎ターン動けてよくなった感じです。
プレイしてみた感覚では1マナ2マナでそろってるウィニーには樽があるのでまだやれるけど、ステロイド系の1マナ3マナ4マナって展開にまったく対抗できてないのが痛いです。《煙突》早出しできなかったときは2枚の《永遠の証人》で細々と耐えるぐらいしかなく当然焼かれるので意味がありません。《永遠の証人》は直観で落としたものを拾えたり便利なので深く考えず4枚入れてしまってますが微妙かもしれませんね。
《原野の脈動》は1枚刺しで試しただけだったこともあり、そんなに有効でもなかったけど《煙突》が壊されないときパルス打ってると相手の戦意喪失度が凄い。まあでも結局場に対処できない場面では焼け石に水ですよね。そりゃそうだ。さらに、平地のせいでマナベースがきつくなって《不毛の大地》が1枚になってます。《直観》から確実に置けるという計算ですが、るつぼへの依存度がさらに高まるのでよくは無いですね。
ただ、今回白を加えたことで青が要らないことにやっと気づけました。《煙突》《世界のるつぼ》を置けたらOKなデッキにカウンターデッキ張りのドローエンジンなんていらねぇ。《悟りの教示者》でいいじゃん!これで5枚もスロットが開くので《神の怒り》が4枚はいるだけでもう全然違いますね*4。《フェアリーの大群》も《樹上の村》と比べてブロックに参加できないので入れる意味なかったですし。
というわけで緑白になってturbolanding stax(3)に続きます*5

*1:だがそこがイイ!なんだかネクロ気分。

*2:《ゴブリンの士官候補生》や《稲妻》、《Pyrokinesis》等が入っててそこそこには早い。

*3:そんなモン一枚も持ってねえだろ。

*4:だから持ってないですって。

*5:ラスゴ買うんですか俺。