コンフラックスでシールドを7戦したので全使用カードを寸評(土地)
全使用コモン・アンコモンカードを寸評だな。レアは選択の余地がないので。
フォーマットはアラーラの断片とコンフラックスのブースター3個ずつを使用した変則のシールド。普通シールド戦はスターター1個+ブースター2個と5パック分なので、コンフラックスを1パック多く開けている感じだ。
アラーラブロックは多色を推奨した環境で、同じコンセプトのインベイジョンブロックやラヴニカブロックと同様に遊んで楽しいセットになってると思う。特に、前者2つのブロックと決定的に違うのは、ガチで5色デッキが組めること。それも緑が絡まない色をメインでプレイしていても可能。多色デッキ好きにはたまらないリミテッド環境です。
カード名の前の数値は7戦やって使用した枚数。つまりアラーラ・コンフラックスそれぞれ21パック開けて入手した中で、実際にデッキに入れて使用した枚数となる。
土地
アラーラの断片 アンコモン
2 《ジャングルの祭殿/Jungle Shrine》 2 《野蛮な地/Savage Lands》
アラーラで特殊地形見たらまず入れるので引き次第ということになる。コンフラックスの版図のおかげで相対的に価値が下がったとも見れるがそれは気のせい。この安定感は大きい。
アラーラの断片 コモン
4 《ナヤの全景/Naya Panorama》 2 《ジャンドの全景/Jund Panorama》 2 《グリクシスの全景/Grixis Panorama》 1 《エスパーの全景/Esper Panorama》
全景シリーズって無色マナでたのか!!と知らなかったのでびっくりした。無色マナが出ることで色拘束がゆるいデッキならテンポを損なうことがない。そして基本土地を引っ張れる能力は、コンフラックスの版図のおかげで相対的に価値は上がったと言える。
コンフラックス アンコモン
2 《古代の聖塔/Ancient Ziggurat》
土地が3枚で止まってしまった場合にオベリスクを出せないので今みっつ。使いにくかった。生だけを大量に出し続けるデッキでなければ入れるべきではないと思った。
コンフラックス コモン
3 《断ち割る尖塔/Rupture Spire》
コスト(1)&タップインで重いが出してしまえば使いやすいのでコンフラックスの他のアンコモンランドよりは好み。ただしそれはシールドの場合で、ドラフトならテンポ重視でこれをスルーして色を絞っていくことになるか。
実際リミテッドでは約16枚の土地を入れることになる。16というのは60枚デッキでいう24枚で、開始4ターン連続で土地をプレイできることを期待している。
インベイジョンでは緑に5色の目があったが、他の色では2〜3色に抑えていたし、ラヴニカでは2色推奨でタッチで1色ぐらいだったかと思う。が、アラーラではコモンランドの強力なサポートがあり、さらにコンフラックスで基本土地サイクリングや《天球儀/Armillary Sphere》があるので、どの色をベースにしても5色をプレイできる。特に、シールドでは積極的に5色をやっていきたい。
シールドで5色をやる場合の土地の配分は大まかに以下のようになる。
4 特殊地形 5 メインカラーの基本土地 4 セカンドカラーの基本土地 2 サードカラーの基本土地 1 タッチ 1 タッチ (計17枚)
大事を取って17枚とする。サーチカードで抜いてこれるので、実際引きすぎるということもなく、このブロックでは16より多めにいれてよいかもしれない。
メインカラーは使える1〜3マナのクリーチャーが多かった色となるが、さらに基本土地サイクリングを2ターン目に撃ちたいので、引けた基本土地サイクリングカードの色を使っていくことも多くなる。
セカンドカラーはメインカラーを含んだ軽いマルチカラーのカードがある色。だいたいはメインカラーの友好色になると思う。
サードカラーは3色を含んだマルチカラーのスペルを撃つため。特にアンコモンの3マナの強力クリーチャーは是非3ターン目に出したいので、2ターン目に3色そろえるための土地をサーチできることが重要。これは《全景》か基本土地サイクリングなら可能。
タッチの2色は無難に行くなら不要だが、後半の登場でも問題がないものならどの色のクリーチャーでも入れられるので、クリーチャー不足で悩まされることは少なくなるし、いつ撃ってもいい除去などのスペルをタッチできるのでできる限り入れていきたい。版図もあるし。もちろんサーチカード不足でどうがんばっても刺した1枚を持ってこれない場合は色を絞るべき。1枚刺し基本土地と全景の色があってないなんて見落としはひどい。基本土地サイクリング・《天球儀》・適切な《全景》あわせて四枚以上あればやれる感じで、結局7戦とも5色で組んで5戦は3-0または2-1できた。