うほぅ

糞日記

QFinal フランス 0-1 ドイツ

ブラジウ×コロンビアの山がコパアメリカならこのフランス×ゲルマンはEURO決勝か。このビッグマッチにテレ東は手倉森とかいうサカオタもといU-21日本代表監督をゲストに用意し、やはり本気を示す。
フランスはドビュッシー ヴァラヌ サコ エヴラ、キャバイェ マテュイディ ポグバ、ヴァルブエナ ベンゼマ グリエスマン。左にグリエスマンを入れ、ベンゼマを真ん中で使ってきた。NHKのアナウンサーはフランス人GKをロリと呼ぶことも恐れなかったが、テレ東は普通にロリス。フランス語の名前ってよくわからん。
ムスタフィを失ったドイツはラームが右SBに入りボアテングフンメルスがセンター。ヘヴェデス左SBは変わらず。中盤底にシュバインシュタイガー。その前にケディラ、クロースが並ぶ。最前線はミュラー、クローゼ、エジル。なんとクローゼが先発。
前半はドイツがボールを握り、フランスは引いて応接する展開に。時折、フランスは左サイドからラームの裏を狙ってカウンター。右WGのヴァルブエナがここまで走り込むことも多い。
13分、左サイド浅いところからのクロースのフリーキックフンメルスがヘッドで合わせて先制。ついていたのはヴァラヌだが、ゴールに向かうクロスで難しく、フンメルスに競り負けた形。フランスも前に出ざるを得なくなり面白くなってきたか。
先制されたあとも依然ゲルマンがボールをまわしながらフランス陣内でプレーし、フランスは慌てた様子もなくこれまで通りサコやキャバイェから左サイド裏を狙ったロングボールが飛ぶ。フランスが放つ裏狙いのボールはちょっとでも長ければノイアーが走ってきて確保。ドイツはラインを高く保つことができる。そんなこんなで前半終了。
後半早々からフランスは前がかりになって圧力をかけていくが、ドイツもボールを持てばフランスのブロックを真ん中からパスワークでぶち抜いていくなどハイレベルな攻防を見せる。決定的と言えるシーンはあまりなかったように思う。今思うとこの試合、なんかあっという間に終わった。
後半も半分がすぎた頃、両チームベンチが立て続けに動く。ドイツはクローゼOut、シュルレIn。フランスはサコOut コシェルニーIn、 キャバイェOut レミIn。ヴァルブエナが左、レミが右に入った4-4-2 に変更。ドイツのラインが下がり、フランスが押し込むようになる。
フランスの左サイドからのFKでヘヴェデスのクリアボールがフンメルスの顔面にあたり、あわや顔面オウンゴール。だが次のプレイでフランスが冷や汗をかく。その顔面クリアのコーナーキックをドイツがクリアからロングカウンターにもっていき、最後はエジルが左サイドからグラウンダーのクロスを出すもシュルレの左足のシュートはキーパーがセーブ。
ドイツはエジルゲッツェに、フランスはジルーを投入。ヴァルブエナがOut。
アディショナルタイムのラスト、ジルーとのワンツーからベンゼマがボックス内でフリーになる。左角度のないところからのシュートはゴール上方にのいいコースに飛んだが、ノイアーの右手にはじき出された。
試合前はフランスが堅守からドイツにカウンターを浴びせると予想してたが、ゲルマンが前半はポゼッションで、後半はラインを引いて対応し、結局フランス人に何もさせず、フンメルスの序盤のゴールをドイツが守りきった形になった。パスワークもカウンターもいいものを持っているドイツが、カウンターにはキレがあるもののボールを持たされるとぴりっとしないフランスを結果的には順当に破ったという話になった。