うほぅ

糞日記

ワールドカップ 2周り目(2)

日程表みたら3週目以降は試合開始時間が 1:00、5:00 になるんだな。これは平日両方見るのはキツい。2週目までは 4:00、7:00で平日でもぎりぎり2試合見れていたので残念。でも2画面表示機能があるテレビなら裏の試合も同時にみれるからいいか?

Group C 日本 0-0 ギリシャ

ザキオカさんが左サイドと、守備重視でいじってきたザックだが、とりあえずプレスはかかっており日本がボールを持つことはできていた。ただし、左サイドが大大大渋滞を起こしていて、その分、右の大久保、内田に入ったときにスペースがあった印象だがゴールは生まれず。
前半35分頃カツラニスが長谷部を倒して2枚目のイエローカードで退場。この34歳のアンカーは日本にボールを奪われた際のファーストディフェンダーの役目だが、1枚目も同じ感じで遅れてタックルに行って足に入っており、退場やむなしだった。
コートジボワール戦で前からプレスに行ってポゼッションする攻撃的なサッカーの屋台骨が完全にへし折れた状態になったのだが、今日はだいたい欧州の中堅国を相手にするときみたいに押し込みきった試合ができた。セルビア戦やベラルーシ戦のようにゴールが遠く、たった数回のカウンターやコーナーキックからころっといわされそうになっていて、それを川島が水際で防ぐというらしいっちゃらしいサッカーになっていた。これが日本らしいサッカーだよ!
後半30分以降は引き分けでよしとしたギリシャの2004式大防御が発動し日本からの攻撃を一切受け付けない状態に。絶対に負けられない戦いはスコアレスドローとなった。
やっぱボックスからバイタルにかけて埋められると日本はクロスぐらいしか選択肢がないのでは…。「長友はモイーズの弟子か?」「4年間の集大成がモイーズサッカー」といったネットの意見が面白すぎ。
ノックアウトラウンド進出のためにはギリシャさんにコートジボワールを倒してもらわないといけないがカツラニスもいないしだいぶ走らせてしまったし大丈夫かな。
そういえばカラグーニスが見れたのが嬉しかった。Euro2004のときから好きだったからな。スタンコヴィッチに雰囲気やプレイがちょっと似てる。

Group D イタリア 0-1 コスタ・リカ

テレビをつけたんだが眠すぎて寝てしまい、起きたらコスタリカが勝っていた。ブライアン・ルイスがヘディングをクロスバーに叩き付けてのゴール。どうしたマリオ!死のグループをまず制したのはコスタ・リカ。そして次のイタリア×ウルグアイはビッグマッチになった。

Group E スイス 2-5 フランス

いい試合になるかと思ったら肩すかし。前半早々にジルーに顔面を蹴り上げられたスイスCBフォンベルゲンが大量出血し負傷交代。眼球とか大丈夫なのか。コーナーキックからジルーが先制点をあげ、直後にはマテュイディがキーパーのニアを抜き、2分で2-0になってしまった。その後守備が機能しているフランスはカウンターからジルー、ヴァルビュエナとつないで3点目。ベンゼマがペナルティも外しているし、スコア以上に一方的な展開となった。
後半スイスがベーラミに代えてジェマイリを入れて若干ビルドアップを修正しフランスのプレスからのがれようとするが、フランスとしては守備から入ってなんの問題もなく、スイスにボールを持たせてのびのびプレー。かわったポグバがベンゼマをアシストしたりと気がつけば5-0に。ジェマイリがFKを決め、インレルからロビングのスルーパスをジャカがダイレクトボレーで突き刺すビューティフルゴールもみられたが、ラスト10分ぐらい完全にフランスは緩んでいた。フランスはリベリの不在を感じさせない非常に機能したチームでもしかしたらいいところまで行くかもしれない。

Group E ホンジュラス 1-2 エクアドル

見るつもりなかったがイタリアコスタリカで寝てしまったため体力的に余裕があり見てみた。
最近ではあまりみないライン間の距離が開きまくってとりあえずFWにロングボールをあてるオープンサッカーが序盤から展開されており、先制はホンジュラス。前半30分頃その調子でFWコストリーにロングボールが入り、エクアドルCBのクリアミスもありゴール前にこぼれたボールを思いっきりゴールに叩き込んだ。ところでこのコストリーが噛んでる青いものは何なの??ガムではないよね?なんかストローみたいなのを常に噛んでいる。
しかし直後、エクアドルも右SBパレデスがボックスの角ぐらいからミドルシュートを打ったところ、DFにあたってコースが変わりファーへのグラウンダークロスのような形になり、エネル・バレンシアが押し込んで同点。彼はこの試合決定的なのを外していたがここではしっかり決めた。
後半もそんな感じでボールが行ったり来たりしていたが、20分頃エクアドルがいい位置のフリーキックからエネル・バレンシアがヘディングであわせて逆転。ホンジュラスがリードしてた時間が短すぎて逆転という感じがしない。
マンチェスターの方のバレンシアもどこにいるか見つけられないまま90分がすぎエクアドルが勝ち点3を得た。

Group F アルゼンチン 1-0 イラン

みてない。イラン頑張ったみたいだが最後の最後でメッシにやられたようだ。すげーゴール決めるなクソッ。日本もあんなゴール狙えば何人で固められようが何も問題ないな。

Group G ドイツ 2-2 ガーナ

前半はガーナの方がプレスがかかってるしボールももててるのでガーナペースかと思ったが、ドイツとしてはそんなにポゼッション指向ではなく、持たせてもタッパがあるから最後のところでクロスをはじき出せばOKと、複数の戦い方ができてうらやましい限り。
後半先制はドイツ。クロスに飛び込んだゲッツェが頭で決めた。直後にガーナもクロスからアンドレ・アイェウがヘディング。すぐに追いつく。
そしてガーナ逆転。右サイドよりの高い位置でムンタリの電光石火のインターセプトからギャンへスルーパス。次の瞬間にはボールが逆サイドのサイドネットにぶっ刺されておりムンタリスタ大歓喜
流れが悪いドイツはクローゼとシュバインシュタイガーが登場。
するとコーナーキックからヘーヴェデスのヘッドをクローゼが足で押し込み2-2。かわって入ったクローゼがさすがの決定力を見せW杯15点目をあげロナウドに並んだ。
試合が進むにつれムンさんのズボンが脱げてインナー越しのケツが見えている。アディショナルタイムにイエローを貰い次戦出場停止に。
その後、ドイツが押していたもののお互いに決定機はあったがドロー。ガーナとしては痛恨で、ポルトガがアメリカンを倒してくれることを祈るしかない展開になった。

Group F ナイジェリア 1-0 ボスニア・ヘルツェゴヴィナ

ゼムノヴィッチと千田先生がゲストに呼ばれててBiHのバックグラウンドの解説VTRが始まりテレ東の本気を感じる。
前半BiHの最終ラインにミスが多く危ない場面を作られるが、足下のうまさを見せるBiHのパスがつながりだすと20分ミシモヴィッチのスルーパスにジェコが抜け出してネットを揺らすがオフサイド。リプレイで見るとオフサイドじゃなかった。きーっ!
何回かBiHが同じようなスルーパスからチャンスをつかんでいたが決めきれず、逆に30分ごろナイジェリアがエムニケのドリブル突破からオデムウィンギーがゴール。スパヒッチがあっさり抜かれてしまった。
後半からはBiH両サイドバックを上げCBとボランチの4枚でビルドアップしてバイタルでMFが前を向けるものの、ラストパスが前半のようにはジェコに入らない。逆にカウンターから前半同様スパヒッチがチンチンにされている。
後半も半分が過ぎると暑さからか両チームの足が止まり、BiHのアンカーのベシッチの運動量が目立ちだし、ボールを奪って前線に届ける役目で機能しているただ一人の存在になってくる。この21歳はボールが奪えるし、自分で持ち上がれるし、自分しか見えてないかと思えば意外と視野もあるがメンタルが完全にクラッシャー系悪童なのが残念。クオリティとしてはまっすぐ成長すればモドリッチみたいになりそうなのにな。
最後のパワープレーで何度かチャンスがあったがジェコのシュートはポストに嫌われ、BiHはグループリーグで姿を消すことになった。
残念だなー。バイタルまではいいつなぎがあるのにそこからゴールまでが遠い。なんか日本のサッカーを見ているようだった。