うほぅ

糞日記

「日本のカレーライス」を熱愛する米国人記者が語る『ゴーゴーカレーNY店』

日本のカレーチェーン「ゴーゴーカレー」がニューヨークに上陸したことを紹介する記事。

http://wiredvision.jp/news/200805/2008050121.html

この記事はマジでスーペルだな。面白おかしすぎて感動すら覚えた。はてブするだけじゃ気がすまなくて、こんなクレイジーな文章がこの世に存在したことをずっと覚えていたいから久しぶりにダイアリーを使用してしまった。

ゴーゴーカレーは米国で正真正銘の日本風カレーを、東京のサラリーマンが30分の昼休みにカレーをかき込む店と同じスタイルで提供している。その味は、私が米国でこれまで食べたどの日本風カレーをもはるかに上回る旨さだ。
なぜそんなことが言えるかといえば、私が重症のカレー中毒だからだ。

ヘロイン中毒者がヘロインを注射するのが大好きなのと同じように、私は日本のカレーを愛している。ヘロイン中毒との唯一の大きな違いは、ヘロイン中毒は長期間ヘロインを断てば中毒でなくなる点だ。

誰が最初に私にカレーを勧めたのかは覚えていない。だが、その、天にも昇るような味わい! インドのカレーとは似ても似つかない食べ物だった。

もちろん少々スパイシーだが、全体的には甘みと塩味が効いている――その豊かでクリーミーな味わいを出すのにどんな材料を使っているのか、私にはほとんど分からなかったが、クラックコカインが入っていることはまず間違いないと思われた。

全編このノリ。なんという素晴らしい表現。訳者さんの仕事にも敬意を表したい。真の日本のカレーが美味で、日本人のソウルフードで、週に4回も食べられていて、インドにもタイにももちろんアメリカにも存在しない未知の味で、ニューヨークにオープンしたゴーゴーカレーに来たらそれが味わえるってことをこれでもかってほど紹介しまくってくれてる。英語の原文記事のほうではトッピングの具の頼み方まで解説していた。なんでもチーズがお気に入りらしい。同意だ。ナスも重要なことを紹介すべきだ。関西在住の俺にとって実に悔しいのはゴーゴーカレーは大阪には存在しないらしいってこと。この記事を読んで食べたくならなかったら日本の心を失ってるぞ。
死刑とか暫定税率とか硫化水素とかチベットのような最近話題になってる最悪な問題なんて、カレーと、このアメリカ人の書いた記事の素晴らしさに比べればカスみたいなもんだ。そうに違いない。みんながカレー食ってハッピーになることで全て解決してくれたらいいのにな。