うほぅ

糞日記

若者はなぜ3年で辞めるのか?/城繁幸

最近新書とかちょっと読んでまして、話題の本として本屋にいっぱい平積みされている
この本も読んでみました。
組織の成長が難しくなって年長者があまりまくりで崩壊寸前の年功序列制度を維持するため
官僚や管理職クラスなど勝ち組みの年長者たちに大きく富を分配しなければならないので
20代の若い人は雇用をカットされて働けなかったり働けても人数が少なくて死ぬほどこき使われ、
下流機械的な仕事を延々とさせられ40才前後でやっと仕事らしい仕事ができる
でも中途半端に成果主義とか言われだして今の若者は将来出世できて給料上がるなんて保証
どこにもありませんよやばいですよあなた方はそのままでいいんですか。
みたいな内容でした。
自分が今の仕事に疑問をもっていることもあって自分の立場に照らし合わせながら
読むことができたので読んでよかったと思います。
文中話に出てくる IT中堅企業の人事の人が
「面白い仕事なんてないことに早く気づけ」
的なことを言っていたのが個人的に印象に残りました。
ふーびっくりした。と流したい気持ちでいっぱいです。ほんとうにそうなのかなあ。と。
最近仕事をやめようか悩んでいますが、この本の内容のような企業が一般的なら
今の会社のほうが全然良いので早まることは避けなくてはいけませんね。
この本にはそういう年功序列のレールから抜け出し若くして起業して成功した例とかも書かれてて
そういうのは素直にうらやましいと思います。
今の出向先の仕事をあと1年も続けるならば、やめてやりたいことをやりまくるほうが
絶対にいいとは思うが自分にはそういう成功するために必要なバイタリティがない。
どこかにパラダイスはないのかな。